今回の夏休みクリニックでは、事前に固定テーマを設けていません。

もちろん、指導者は事前にメニューのパターンをいくつか計画案として策定していますが、当日の参加人数やメンバー構成、これまでの習熟度、またその日の天候などを総合的に判断し、柔軟にトレーニング内容を構成します。

基本的なメニュー構成

・基礎トレーニング（約25分）

　例：止める・蹴る、ドリブル、アジリティなど

・強化メニュー（約25分）

　例：対人強化、シュート強化、ディフェンス強化、動き出し、ポジショニングなど

・ゲーム形式（約25分）
　その日の学びをアウトプットし、実戦で体得

選手一人ひとりの様子を見ながら、その日に最適な内容を組み立てていく、経験豊富なコーチだからこそできる指導です。

選手にとって「いま本当に必要な練習」を、現場で見極めて提供。

だから、ただの“詰め込み練習”ではなく、意味のある時間に。

この夏、NSSの柔軟かつ本質的な指導力を体感してください。

今年は、昨年よりも開催時間を1時間早め、少しでも気温が上がる前にトレーニングを行うようにしました。また、コート脇の水道設備を活用し、トレーニング中や終了後に頭から水をかぶることで、体温の上昇を防ぎます。

給水についても、JFAが推奨する熱中症対策に基づき、15分以内ごとに1回の給水タイムを設けております。

🏠 ご家庭へのお願い

熱中症対策として、JFAでは運動前の水分補給を推奨しています。

・運動開始前に水分をしっかり補給し、体内に水分を行き渡らせておくことが大切です。

・特に、運動の30分前までに水分補給を済ませ、開始時には胃の中に水分が残らない状態が望ましいとされています。

そのため、ご家庭でも家を出る前に水分を摂らせていただくなどのご協力をお願いいたします。

また、水筒を飲み切ってしまう選手も例年おりますので、

・大きめの水筒のご用意

・予備のペットボトルの持参

などの対策をお願いいたします。※会場内に自動販売機もございます。

さらに、大量に汗をかくため、塩分の含まれたスポーツドリンクや塩分タブレットの併用も効果的です。

陽射しを避けるため、サッカーキャップ（水で塗らせる接触冷感タイプを推奨）をご着用ください。

睡眠不足や体調不良時は熱中症のリスクが高まります。
具合の悪いときは無理をさせず、お休みいただく判断をお願いいたします。

なお、トレーニング中に体調を崩した場合は、保護者観覧席（休憩スペース）のエアコン前で休ませ、様子を見る場合がございます。その際はご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。